モンテッソーリ教育とは、イタリアの医師で教育者マリア・モンテッソーリによって提唱された教育法です。
子どもが自ら学び、成長していける環境づくりを大切にしています。
モンテッソーリ教育を行うことで、楽しみながら子どもの集中力や指先の器用さを高められますよ。
しかし、モンテッソーリ教育に興味があっても「どのような知育玩具を選べば良いのかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
元保育士である筆者が、モンテッソーリ教育におすすめの知育おもちゃランキングを紹介します。
おもちゃを選ぶポイントや注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください!
- 1位:虹色トンネル【グリム】
- 2位:ビジーボード【Globaledutoy】
- 3位:ビーハイブ【プラントイジャパン】
- 4位:大工さん【NIC】
- 5位:木製ひもとおし【Bajoy】
- 6位:木製型はめパズル【Let’s Make】
- 7位:木製バランスゲーム【Homraku】
- 8位:円柱さし【Bajoy】
- 9位:マグネット式迷路ボードおもちゃ【DINORUN】
- 10位:形合わせ木製おもちゃ【木玩社】
「購入する前に試してみたい!」という方には、おもちゃのサブスクの利用もおすすめです。
また、モンテッソーリ教育ができるおもちゃサブスクもあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
モンテッソーリ教育におすすめの知育おもちゃ10選【2024年最新】
モンテッソーリ教育におすすめの知育おもちゃ10選はこちらです!
- 1位:虹色トンネル【グリム】
- 2位:ビジーボード【Globaledutoy】
- 3位:ビーハイブ【プラントイジャパン】
- 4位:大工さん【NIC】
- 5位:木製ひもとおし【Bajoy】
- 6位:木製型はめパズル【Let’s Make】
- 7位:木製バランスゲーム【Homraku】
- 8位:円柱さし【Bajoy】
- 9位:マグネット式迷路ボードおもちゃ【DINORUN】
- 10位:形合わせ木製おもちゃ【木玩社】
このランキングは、遊ぶことで伸ばせる能力やおもちゃの難易度などを考慮して作成しました。
それぞれのおもちゃの特徴やメリット・デメリットを紹介します。
1位:虹色トンネル【グリム】
- 並べたり重ねたり、自由な遊び方を楽しめる
- 想像力を高められる
- 木の温かみを感じられる
- 遊び方に悩む可能性がある
虹色トンネルは、カラフルな木製の積み木です。
名前の通り虹のような形をしており、並べたり重ねたりして楽しめます。
また、車や電車と組み合わせて、橋やトンネルのようにしても楽しいでしょう。
さまざまなサイズが展開されているため、大きいものであれば子どもが入ったり乗ったりもできます。
子どもの発想次第で、自由な遊び方を楽しめるでしょう。
保育園でも、子どもによっていろいろな遊び方で楽しんでいましたよ。ただ、遊び方が豊富だからこそ、どのように遊ぶか悩む子もいました。
また、色付き(カラフルな)積み木は、おもちゃサブスクのサークルトイズでレンタルできます。
「購入する前に試してみたい」という方におすすめです。
2位:ビジーボード【Globaledutoy】
- 遊びながら日常生活に必要な能力を鍛えられる
- 細かな指先の動きを身に着けられる
- 有害な着色料を使っていないため舐めても安全
- スナップボタンが硬くて難しい可能性がある
Globaledutoyのビジーボードには、日常生活に必要な能力を鍛える遊びがたくさん含まれています。
ボタンやひも結びなどは、着替えをするために必要な力を遊びながら鍛えられるでしょう。
コンパクトなおもちゃの中にたくさんの仕掛けが入っているため、持ち運びにも便利です。
長時間の外出をする時にも、ビジーボードがあると集中して遊んでくれますよ。
厚生労働省認定試験に合格している商品なので、安心して遊べます。
車や電車で移動する時にビジーボードがあると、長時間の移動も楽しくなりますね!
3位:ビーハイブ【プラントイジャパン】
- ピンセットで掴む力を育める
- 重ねたり組み合わせたり自由な遊び方を楽しめる
- 色を覚えられる
- 部品が小さいため誤飲に注意が必要
ビーハイブは、蜂をピンセットで掴んで巣に入れるおもちゃです。
「ピンセットで掴む」という行動は指先の力が必要となるため、遊びながら鍛えられます。
また、蜂と巣の色がそれぞれ対応しているため、色の違いも学べるでしょう。
見た目が可愛らしく、飾っておくだけでも癒やされますよ。
保育園でもすごく人気のあるおもちゃです!2歳児クラスで遊んでいました。最初はピンセットで掴むのが難しく、手で出し入れして遊ぶ子もいましたよ。
4位:大工さん【NIC】
- 集中力や空間認知能力を高められる
- 色を覚えられる
- 中でペグが詰まる可能性がある
大工さんは、ハンマーでペグを穴に押し込んで遊ぶおもちゃです。
穴にペグを押し込むためには、場所を認識して目的のところに入れる能力が求められます。
そのため、遊ぶ過程で集中力や空間認知能力を鍛えられるでしょう。
年齢が低い場合は、ハンマーを使わなくても問題ありません。
手で押し込むと下から溢れたペグが飛び出してくるため、低年齢のお子さんでも楽しめますよ。
上から押したのに下から飛び出す過程が面白いみたいですよ。何色が出てくるか予想してみるのもいいですね!
5位:木製ひもとおし【Bajoy】
- 集中力や指先の器用さを高められる
- 数字やアルファベットも学べる
- 絵柄が豊富で自由に組み合わせを楽しめる
- パーツが多すぎて使いこなせない可能性もある
Bajoyのひもとおしは、豊富な絵柄のパーツがたくさんあることが魅力です。
動物や果物など、好きな絵柄を選びながらひもとおしを楽しめます。
また、アルファベットや数字のパーツもあるため、文字に興味をもつきっかけにもなるでしょう。
年齢に応じてさまざまな遊び方を楽しめそうですね!
6位:木製型はめパズル【Let’s Make】
- 図形の違いを学べる
- 集中力や思考力を高められる
- 遊び方が難しく感じる子もいる
このパズルは、さまざまな形のパーツと棒で成り立っています。
棒に突起がついているため、適した形のパーツが当てはまるのか考えないといけません。
子どもが難しそうにしている場合は、大人と一緒に遊ぶことがおすすめ。
何度も試行錯誤するうちに、形の違いに気付けるようになりますよ。
また、難しい場合はパーツを積み木のように積み重ねて遊ぶのもおすすめです。
遊んでいるうちに、色や形についても学べます。
年齢によっては棒の形とパーツの形を対応させることが難しい場合も。子どもの発達に応じて、遊び方を変えてみてくださいね!
7位:木製バランスゲーム【Homraku】
- 集中力や色彩感覚を育てられる
- 並べたり積み重ねたり自由な遊び方を楽しめる
- 重ねるのが難しい場合がある
木製バランスゲームは、名前のとおりバランスを取りながらパーツを積み重ねるおもちゃです。
1つ1つのパーツがカラフルなので、色彩感覚を育てられます。
また、通常の積み木とは異なり、石のようなカットが施されているところが面白いポイントです。
崩れないように積み上げていくことで、集中力を高められます。
バランスを取るのが難しい場合は、横に並べるだけでも楽しめそうですね!
8位:円柱さし【Bajoy】
- 手先の器用さや集中力を高められる
- 色や大きさの違いを学べる
- 小さなパーツがあるため誤飲に注意する必要がある
大きさの違う円柱のパーツを、穴の開いたパーツに当てはめて遊ぶおもちゃです。
直径や長さなど全てのパーツが異なる形状であるため、最初は少量から遊んでみると良いでしょう。
徐々に慣れてきたら個数を増やしたり、触った感覚だけで遊んだりすると難易度が上がりますよ。
パーツを掴んで穴に入れる作業は、指先の運動にも最適です。
パーツによっては小さなものもあるため、年齢によっては誤飲に注意してくださいね!
9位:マグネット式迷路ボードおもちゃ【DINORUN】
- 色彩感覚や数字を学べる
- 集中力を高められる
- 片付けやすい
- 性格によっては合わない子もいる
マッチングゲームは、マグネット付きのペンで中のビーズを対応した絵具缶にマッチさせるゲームです。
絵具缶の色や数字に対応したビーズを、迷路を通って運ぶ必要があります。
迷路に沿ってペンを動かさなければいけないため、集中力を高められますよ。
ビーズはボードの中に収まっているので、散らからないのが嬉しいですね!
10位:形合わせ木製おもちゃ【木玩社】
- 1つでたくさんの遊びを楽しめる
- コンパクトで片付けに困らない
- 小さなパーツがあるため誤飲に注意する必要がある
このおもちゃには、野菜の型はめパズルや磁石の青虫がついており、さまざまな遊びを楽しめるのが魅力です。
さらに、土台が車の形状をしているため、走らせても遊べます。
コンパクトな形状なので、片付ける場所にも困りにくいですよ。
野菜やフルーツのパーツはおままごとでも楽しめますよ。遊び方がたくさんあるので、長く遊べそうですよね!
モンテッソーリ教育におすすめの知育玩具の選び方
モンテッソーリ教育におすすめの知育玩具の選び方は、以下の3つです。
- 伸ばしたい能力に適している
- 子どもが興味をもっている
- 適度な難易度がある
伸ばしたい能力に適している
モンテッソーリ教育では、子どもたちが自ら学ぶ力を伸ばすことを重視しています。
例えば、手先の器用さや集中力を伸ばしたい場合は、ひもとおしやパズルなどのおもちゃが適切です。
積み木やブロックはさまざまな遊び方ができるため、想像力を高められるでしょう。
子どもの伸ばしたい能力に適した知育玩具を選ぶことで、楽しく遊びながらスキルを身に着けられます。
子どもが興味をもっている
子どもたちの興味や関心は日々変化します。
モンテッソーリ教育が奨励しているのは、子どもたちが自発的に学ぶことです。
そのため、子どもが興味をもって遊び、学べるおもちゃを選ぶようにしましょう。
興味の引くデザインやテーマのおもちゃであれば、子どもの好奇心を刺激できます。
興味のあるおもちゃだと、自分から楽しく遊べますよね!
適度な難易度がある
知育玩具には適度な難易度が必要です。
子どもにとって難しすぎず、簡単すぎないレベルのものを選びましょう。
適度な難易度の知育玩具で遊ぶと、子どもが達成感を味わえます。
挑戦を通して成功体験を得ることで、自己肯定感や問題解決能力の向上につながるでしょう。
モンテッソーリ教育向けおもちゃの注意点
モンテッソーリ教育向けおもちゃの注意点は、以下の3つです。
- 子どもの年齢や発達に適しているものを選ぶ
- 子どもだけで遊ぶのが難しい場合は大人も一緒にする
- 安全性に十分考慮する
子どもの年齢や発達に適しているものを選ぶ
知育おもちゃを選ぶ際には、子どもの年齢や発達を考慮しましょう。
モンテッソーリ教育では、子どもの成長段階に応じた適切な刺激を大切にしています。
年齢や発達に適していないと、難易度が高すぎて遊べない可能性があります。
また、想定していない遊び方をして怪我につながる恐れもあるため注意が必要です。
普段の遊ぶ様子から子どもに適した難易度を把握し、今の時期に合っているおもちゃを選びましょう。
子どもだけで遊ぶのが難しい場合は大人も一緒にする
モンテッソーリ教育では、子どもの自主性を重視していますが、自分だけで遊ぶことが難しい場合もあります。
そのような時は、親子で一緒に遊ぶことも大切です。
大人が一緒になって遊ぶことで、子どもはどのようにして遊ぶのかイメージできます。
遊び方が分かることで、そこから自分なりにイメージを広げながら楽しく遊べるようになりますよ!
安全性に十分考慮する
子どものおもちゃを選ぶ時は、常に安全性を最優先で考慮することが大切です。
おもちゃを選ぶ際には、小さな部品がないかや、無害な素材が使われているかなどを確認しましょう。
また、丸みのあるデザインやしっかりとした作りであれば、怪我のリスクを減少できます。
特に低年齢の子どもが遊ぶおもちゃを選ぶ時には、口に入れたり投げたりする恐れがあるため注意が必要です。
まとめ:伸ばしたい能力に適した知育おもちゃを選ぼう!
適切な種類の知育おもちゃを選ぶことで、子どもの能力を効果的に伸ばせます。
手先の器用さや想像力など、お子さんの伸ばしたい能力や好みを考慮して選ぶことが大切です。
知育おもちゃで楽しく遊びながら、効率的に能力を伸ばしましょう。
今回紹介したランキングを参考にしながら、お子さんの楽しめるおもちゃを選んであげてください!