近年、教育の現場でもタブレットを活用する機会が増えています。
チャレンジタッチとは、小学生向け通信教育である進研ゼミ小学講座の学習用タブレットです。
しかし実際にチャレンジタッチが学習にどのような効果があるのかご存じない方もいるでしょう。
そこでこの記事では、チャレンジタッチの口コミ・メリット・デメリットを解説します。
通信教育の利用を検討されている方はぜひ参考にしてくださいね!
- 丸つけが必要ない
- 間違えた問題を復習できる
- 勉強に対する理解を深めやすい
- 漢字練習にも活用できる
- 他学年の学習もできる
- 問題が少なくて簡単なものが多い
- 学習した内容を保護者が把握しづらい
- 動画やゲームに夢中になる恐れがある
チャレンジタッチとは
チャレンジタッチとは、進研ゼミ小学講座で活用されている学習用タブレットです。
進研ゼミは、中学受験に向けた学習にも力を入れており、進研ゼミだけで中学受験に合格することも可能です。
2024年度入試の合格実績は3,833名でした。
引用元:私立・国立中学校合格実績 |オプション教材 | 進研ゼミ小学講座
中学受験におすすめの通信教育と言えるでしょう。
基礎力の定着に力を入れており、映像学習や間違えた問題の解き直しなどのさまざまな工夫が施されています。
複数のプランが用意されているため他の習い事とも両立しやすいのがポイントです。
チャレンジタッチの口コミ・評判をレビュー!
ここからは、チャレンジタッチを実際に活用した方の口コミ・評判を紹介するのでぜひ参考にしてください。
苦手な問題を復習できる
チャレンジタッチでは、間違えた問題が「ときなおしボックス」に保存されています。
間違えた問題のみを後から繰り返し復習できるため苦手の克服にぴったりです。
繰り返し問題を解くことで理解を深めて定着につなげられますよ。
正しい漢字の書き方を身につけられる
チャレンジタッチの漢字学習は読み取り性能が非常に高いためおすすめです。
漢字の「とめ」「はね」や書き順も認識できます。
細かいポイントまで採点してもらえるため正しい書き方を身につけられるでしょう。
タイピング練習ができる
お子さんによってはノートに書くことが苦手な子もいるでしょう。
チャレンジタッチでは、専用のスペシャルキーボードを接続しても活用できます。
子どもの好みに合わせた方法を選択することでスムーズな学習につながりますよ。
タイピングの練習もできるためおすすめです!
先取り学習ができる
チャレンジタッチは先取り学習が可能です。
理解度に合わせて学習を進めることで、余裕をもって学校の授業にも対応できるでしょう。
全学年に対応しているため、難しかった単元に戻ることも可能ですよ!
子どもからのメールに元気をもらえる
チャレンジタッチでは、子どもから保護者にメールを送る機能が搭載されています。
子どもの愛や元気が詰まったメールに元気をもらう保護者も多いようです。
1日で1カ月分のレッスンを終わらせる
チャレンジタッチは、翌月分のレッスンが月末に配信されるシステムです。
そのためお子さんによっては翌月分のレッスンを前月の最後に全て終わらせてしまう場合もあります。
学習用のアプリは他にも搭載されていますが、毎日少しずつ進めてほしいと考える方も多いようです。
チャレンジタッチはやさしい難易度の問題が多いためすぐに終わってしまうようですね。
タブレットが不具合で使えない
タブレットは電子機器なので不具合を起こすこともあります。
不具合を起こす原因は、タブレット自体の問題やサーバー側のトラブルなどさまざまです。
いざ勉強しよう!と思っても使えなかったら残念ですよね…。
学習よりもゲームをしてしまう
チャレンジタッチには、子どもが楽しめるゲームもたくさん搭載されています。
ゲームが楽しいあまり、学習をせずに遊んでしまうお子さんもいるようです。
子どもの学習内容は保護者にメールで届くため、見守りや声掛けが大切ですね!
チャレンジタッチの料金
チャレンジタッチにかかる料金は学年ごとに異なります。
学年別にかかる料金を以下の表にまとめたのでぜひ参考にしてください。
新1年生(年長) | 月額3,250円 |
---|---|
1年生 | 月額3,250円 |
2年生 | 月額3,490円 |
3年生 | 月額4,460円 |
4年生 | 月額4,980円 |
5年生 | 月額5,980円 |
6年生 | 月額6,370円 |
また6カ月未満の退会や学習スタイルの変更を行う場合は、タブレット代金が別途8,300円必要です。
ただし時期によっては、タブレットを後から返却すると利用料が0円になるキャンペーンを行っています。
詳しくは進研ゼミ小学講座(チャレンジタッチ)のキャンペーンをご覧ください。
チャレンジタッチのメリット
チャレンジタッチのメリットは以下の5つです。
丸つけが必要ない
チャレンジタッチでは、子どもが問題に答えたら自動で丸つけしてもらえます。
そのため保護者が子どもの丸つけをする必要がありません。
丸つけ作業は時間がかかるため、代わりにしてもらうことで保護者の負担を軽減できますよ。
テキストの教材を利用していた時、私の丸つけができていなくて子どもの学習が進まなくなっていた時期がありました。タブレットに変えてからは子どものペースで学習を進められましたよ!
間違えた問題を復習できる
チャレンジタッチには、間違えた問題を保存する「ときなおしボックス」が搭載されています。
後から間違えた問題だけを復習することで基礎力の定着を図れますよ。
ポイントを絞って学習できるのでとても効率的です。
紙のテキストはどこが苦手なのかを分析するところからしなければいけないので一緒に復習するのも大変でした…。
勉強に対する理解を深めやすい
チャレンジタッチでは、実際にタッチペンで動かしながら行う学習や動画を用いた学習が配信されています。
音声や手の動きなど多方面から情報を取り入れられるためさらに理解を深められるでしょう。
ただ印刷された文字やイラストを見たり読んだりするよりも集中して取り組めそうですね!
またチャレンジタッチは、子どもの理解度別にコースが用意されているところも魅力です。
標準コース・ハイレベルコース・上位コースの3種類が用意されています。
基礎問題や応用問題などコースによって異なるため、子どもの理解度に合わせた学習が可能ですよ。
漢字練習にも活用できる
チャレンジタッチの漢字学習はとても精度が高いためおすすめです。
「とめ」「はね」などの細かい部分や書き順などを丁寧に確認してもらえます。
そのため漢字の正しい書き方を効率的に身につけられるでしょう。
漢字の細かい部分は覚えていないこともあるので、代わりに見てもらえるのはとてもありがたかったです!
他学年の学習もできる
チャレンジタッチは他学年の学習もできる点が魅力です。
そのため先取り学習や振り返り学習などを行えます。
今の学年の学習がしっかり身についているなら、次の学年の予習をしておくと授業にもついていきやすくなるでしょう。
反対に苦手分野がある場合は、前の学年に戻って基本的な内容の学習をし直すこともおすすめです。
お子さんの理解度に合わせた学習ができるため効率的に学べますよ!
チャレンジタッチのデメリット
チャレンジタッチのデメリットは以下の3つです。
問題が少なくて簡単なものが多い
チャレンジタッチの1カ月分のレッスンは月末に翌月分が配信されます。
しかしチャレンジタッチの問題は量が少なくて簡単なものが多いため、月末に終わらせてしまうお子さんもいます。
レッスン以外にも計算や漢字の学習は可能です。
しかし毎日レッスンをコツコツ進めてほしいと考える保護者の方もいるでしょう。
数時間集中して取り組むと1カ月分すべて終わらせてしまいます。毎日の学習内容を考えることになり大変でした…。
学習した内容を保護者が把握しづらい
チャレンジタッチでは、子どもが学習した内容が保護者にメールで送られてくるシステムが搭載されています。
しかしメールに記載されている内容は取り組んだレッスンの回数と正答率のみです。
そのため子どもが実際にどのような内容を学習したのかは把握しづらいでしょう。
動画やゲームに夢中になる恐れがある
チャレンジタッチは、配信されてるレッスン以外にも動画やゲームが豊富に搭載されています。
子どもが楽しみながら学習できるメリットでもありますが、夢中になってしまい逆に妨げになることもあるでしょう。
便利な機能も、使い方次第では勉強の邪魔になる場合があるため注意が必要です。
私の娘も「気づいたらゲームばかりしていた!」なんてことも。今どのような勉強をしているのか時々そっと見るようになりました。
チャレンジタッチに申し込む手順
チャレンジタッチに申し込む手順は以下の通りです。
難しい入力項目はなかったので、5分ほどで簡単に申し込み完了できました!
チャレンジタッチでよくある質問
ここからは、チャレンジタッチでよくある質問について解説します。
チャレンジタッチの解約はどうすればいい?
チャレンジタッチを解約する方法は電話による連絡のみです。
「0120-977-377」に電話をかけると解約手続きを進められます。
解約には10桁の会員番号が必要となるため事前に準備してください。
また連絡は、解約したい月の「前月1日」までに行う必要があります。
タブレットを改造してAndroid化はできる?
使用しなくなったタブレットを改造するとAndroidとして活用できます。
ただし進研ゼミからは推奨されていないため自己責任で行ってください。
スマイルゼミと比較すると何が違う?
スマイルゼミと異なりお試し期間がありません。
しかし学習のご褒美や電子書籍などが豊富に揃っています。
また1度退会しても無料で再入会できるのもチャレンジタッチの嬉しいポイントです。
チャレンジタッチのペンは何かで代用できる?
チャレンジタッチのペンは感圧式であるためさまざまなもので代用できます。
例えば3DSのタッチペンや100均のタッチペンなどです。
ただし学習用に活用するとなると持ちやすさも重要でしょう。
メルカリで中古が販売されていたり、付録で配布されたりすることもあるため上手に活用してみてください。
兄弟割引はある?
チャレンジタッチの兄弟割引は公式サイトでは公開されていません。
しかし以下の条件を満たしている方であれば進研ゼミから兄弟割引の案内が届きます。
- 兄弟姉妹が「こどもちゃれんじ」または「進研ゼミ」を受講している
- 兄弟姉妹が13カ月以上もしくは12カ月分一括払いで受講している
- 入会時に兄弟姉妹の情報を入力している
- 小学1年生になる兄弟姉妹がいる
上記条件を全て満たしていればDMが届くためぜひご確認ください。
ワイファイなしでも受講できる?
チャレンジタッチはオフラインでも学習できます。
事前に教材をダウンロードしておくと端末に60日間保存されますよ。
「教室」の「いつでもタッチ」からダウンロードできるためぜひお試しください。
タブレットの色は選択できる?
チャレンジタッチではタブレット自体の色は選択できません。
誰が申し込みをしても全員に黒のタブレットが届きます。
しかし時期によってはタブレットカバーの色を自由に選択できます。
さまざまな色が用意されているため好みの色を選んでみてくださいね。
まとめ:子どもに適した学習方法を選択しよう!
進研ゼミでは、タブレット学習のチャレンジタッチとテキスト中心の学習から自由に選べます。
チャレンジタッチでは、ゲーム感覚で学習を進められるコンテンツも多いため、お子さんの好みに合わせて選択してあげてください。
上手に活用することで基礎力の定着につなげられるでしょう。