1歳児は、赤ちゃんから幼児へと発達し、心も体も大きく成長する時期です。
ハイハイからだんだんと歩けるようになり、言葉も少しずつ出るようになります。
この時期には、子どもの「やりたい!」を叶えられる知育玩具がおすすめ。
また、手指の動きを鍛えられるおもちゃや、体を動かせるおもちゃも楽しめますよ。
今回は元保育士である筆者が、1歳の男の子におすすめのおもちゃランキングを紹介します。
1歳男の子向けおもちゃの選び方
1歳男の子向けおもちゃの選び方は、以下の4つです。
- 子どもの好きなモチーフのもの
- 子どもの好奇心を刺激するもの
- 指先を使って遊ぶもの
- 音が出るもの
子どもの好きなモチーフのもの
1歳の男の子におもちゃを選ぶ際には、子どもが好きなモチーフを重視しましょう。
例えば、動物や車、キャラクターが描かれたおもちゃは、子どもの興味を引きやすいです。
鮮やかな色のおもちゃや、愛らしいデザインのものも喜ばれるでしょう。
子どもの好奇心を刺激するもの
触覚や視覚を刺激するおもちゃは、子どもの好奇心を刺激しやすいです。
表面の質感が異なるおもちゃや積み木などは、触れた時の感触を楽しめますよ。
行動に対して反応のあるおもちゃや、何通りもの遊び方を楽しめるおもちゃなどもおすすめです。
指先を使って遊ぶもの
1歳児は、手指の細かい動きがまだ難しい時期です。
そのため、遊びの中で指先の動きを鍛えられると、生活に必要な動作を習得できます。
掴んだり動かしたりする遊びを取り入れると、楽しみながら指先の器用さを高められるでしょう。
ただし、選ぶ時には大きさを十分考慮することが大切です。
大きすぎると、掴みにくいため子どもがすぐに飽きる可能性があります。
小さすぎると、誤飲の恐れがあるため注意が必要です。
てのひらに収まるくらいのサイズであれば、掴みやすく誤飲のリスクも少ないでしょう。
音が出るもの
音が鳴るおもちゃは、子どもの感覚を刺激できます。
子どもの行動によって反応があるため、興味をもちやすいですよ。
楽器のおもちゃや音の出るぬいぐるみなどもあるため、子どもの興味に合わせて選ぶことが大切です。
子どもは成長が著しいため「おもちゃを買ってもすぐに使わなくなる」と悩まれる方もいるでしょう。
年齢ごとにおもちゃを購入していると、使わなくなったおもちゃがどんどん溜まっていきます。
おもちゃの処分にお困りの方は、おもちゃのサブスクの利用もおすすめですよ。
一時的に借りることができ、遊び終わったら回収してもらえるため処分に困りません。
1歳男の子向け!おもちゃおすすめ人気ランキング10選【2024年最新】
ここからは、1歳男の子向けのおもちゃおすすめ人気ランキングを10選紹介します。
1歳男の子向けのおもちゃおすすめ人気ランキングはこちらです!
このランキングは、おもちゃの安全性や遊び方の多様性などを考慮して作成しました。
それぞれのおもちゃの特徴やメリット・デメリットを紹介しますので、参考にしてください!
1位:レゴデュプロ【レゴ】
- 想像力や指先の器用さを高められる
- 色彩感覚を育める
- 子どもによっては難しく感じる場合もある
レゴの遊び方は無限大です。
ブロックを自由に組み合わせることで、想像力を高められます。
人型や花のブロックもあるため、子どものイメージする世界を作れますよ。
保育園でも大人気のレゴデュプロ。最初はただ並べて引っ付けるだけでも、だんだんとイメージをもって遊ぶようになっていきます!
2位:ボブルス ゾウ【ボブルス社】
- バランス感覚や体幹を鍛えられる
- たくさんの遊び方を楽しめる
- そばで見守る必要がある
ボブルスシリーズは「遊べる家具」です。
丸みを帯びたゾウの椅子は、山のように登ったり上から飛び降りたりして遊べます。
また、ひっくり返すとシーソーのようにゆらゆら揺らすこともできますよ。
子どもが遊ばなくなっても家具として利用できるため、長く活用可能です。
見た目も可愛らしいので、ただ置いておくだけでも癒やされますね!
また、室内シーソーはおもちゃサブスクのサークルトイズでレンタルすることができます。
全ての角は丸く、安全面に配慮されていますよ。
3位:折りたたみ滑り台【dzannc】
- 室内で体を動かして遊べる
- 折りたためるため簡単に片付けられる
- そばで見守る必要がある
体を動かしたくてたまらないお子さんには、折りたたみ滑り台がおすすめ。
雨で外に出られなくても、室内でたくさん体を動かせます。
耐荷重が50kgなので、子どもが大きくなっても遊べますよ。
ただし、歩行の安定しない1歳児は転倒・転落の恐れがあるため、遊ぶ時はそばで見守っていると安心です。
エネルギーが有り余っている雨の日は、滑り台があると思いっきり発散できますね!
また、おもちゃサブスクのサークルトイズで滑り台はレンタルできます。
私も実際に使っていて、使用しないときは畳んで収納できるのがとても便利です。
4位:スタッキングビーカー【ボーネルンド】
- 室内でも屋外でも自由な楽しみ方ができる
- 色彩感覚や手先の器用さを高められる
- 遊び方がイメージできない場合もある
スタッキングビーカーの遊び方は、多岐にわたります。
例えば、室内ではタワーのように積み重ねたり、おままごとのカップのようにしたりして楽しめるでしょう。
底には小さな穴が開いているため、シャワーのようにして水遊びも楽しめます。
砂遊びにもおすすめです。
底にはさまざまな形のふちがついているため、砂に押し付けるとスタンプのように遊べます。
もちろん、カップの中に砂を入れたり型抜きをしたりするのも楽しいですよ。
室内にお風呂に砂場に…。場所を問わず楽しめるのがいいですね!
5位:プラレール S-11 サウンドN700系新幹線【タカラトミー】
- レールを組み合わせて自由に遊べる
- リアルな雰囲気を楽しめる
- 電池が必要
こちらのおもちゃは、電車が好きなお子さんにおすすめ。
走行に合わせて新幹線のアナウンスが流れるため、よりリアルな雰囲気を楽しめます。
他の車種も多数展開されているため、お子さんの好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
リアルなアナウンスが流れるのは、嬉しいポイントですね!
レールセットを持っていない方には、以下の商品がおすすめです。
おもちゃサブスクのサークルトイズでレンタルできますよ!
6位:レールウェイ マイファースト ビギナーセット【ブリオ】
- 想像力や集中力を高められる
- 指先の器用さや色彩感覚を育める
- レールをつなげるのが難しいこともある
こちらも電車が好きなお子さんにおすすめのおもちゃです。
電車のおもちゃは磁石でくっつくため、S極とN極の違いがわからずつけられない子もいます。
しかし、レールウェイ マイファーストは磁石の向きが関係ないため、簡単に連結可能です。
1歳児はレールをつなげるのが難しいこともありますが、大人と一緒に遊んでいるとだんだん覚えてきますよ。
積み木と組み合わせて遊ぶこともおすすめです。子どもらしい自由な世界が広がりますよ!
7位:D-bike mini【アイデス】
- バランス感覚や体幹を鍛えられる
- 高さを調整できるので長く遊べる
- 最初は怖がる子もいる
D-bike miniは、室内でも遊べる三輪車です。
高さを調節できるため、サイズアウトするまで長い間楽しめますよ。
ペダルがない三輪車なので、感覚で乗れるところも嬉しいポイントです。
「外で三輪車を使って遊ぶのはまだ心配…」という方も、D-bike miniなら室内で遊べるので安心ですよ!
8位:スイスイおえかき カラフルシート【パイロットコーポレーション】
- 汚れを気にせずお絵かきを楽しめる
- 想像力を高められる
- 使った後はしっかり乾かす必要がある
物が握れるようになると、お絵かきも楽しめるようになります。
しかし「紙以外のところに描いていた…」というような経験をしたことのある方もいるでしょう。
スイスイおえかきカラフルシートは、水を使って描くおもちゃです。
そのため、汚れを心配する必要がありません。
場所によって色が変わるのも面白いポイント。
お絵かきが好きなお子さんにおすすめのおもちゃです。
クレヨンやペンは、どうしても汚れが気になりますよね。これなら床や机が汚れる心配がないので、大人にとっても嬉しいおもちゃです!
9位:フィッシャープライス バイリンガル・ラーニングボックス【マテル】
- たくさんの仕掛けが施されており飽きにくい
- 集中力や指先の器用さを高められる
- 電池が必要
型はめパズルや電話のボタン、日本語と英語の歌など、たくさんの遊び方を楽しめるおもちゃです。
立方体の各面で違った遊びができるため、気分によって自由に楽しめますよ。
全ての面で違った遊びができるなんてすごいですよね!安全性も高いので安心です。
10位:バイキングトイズ ミニチュビーズ【Viking Toys】
- 素材が柔らかいので安全に遊べる
- 簡単に洗えて衛生的
- 種類が豊富で車好きにぴったり
- 連結部分を噛んでつぶしてしまうとつながらなくなる
さまざまな種類のはたらく車が入っているバイキングトイズは、車に興味をもっているお子さんにおすすめ。
手にフィットするちょうど良い大きさなので、家の好きなところを走らせて楽しめますよ。
水で簡単に洗えるので、衛生面もばっちりです。
すぐにおもちゃを舐める1歳児だからこそ、簡単に洗えるのは嬉しいポイントですね!保育園でも定期的に洗っていました。
1歳男の子向けおもちゃの注意点
1歳男の子向けおもちゃの注意点は、以下の3つです。
- おもちゃの大きさや形状に注意する
- 子どもの発達や興味にあったものを選ぶ
- おもちゃの量に注意する
おもちゃの大きさや形状に注意する
おもちゃを選ぶ時には、大きさや形状などを十分に考慮することが大切です。
1歳児は、周りにあるものをなんでも口に入れる恐れがあります。
小さすぎるおもちゃは、誤飲や窒息のリスクが高いため注意しましょう。
また、角がとがっているパーツや細長いパーツがあるおもちゃは、怪我の原因になる可能性も。
1歳児は歩行が安定していないため、おもちゃを持ち歩いていると転倒する恐れがあります。
おもちゃが目や喉を突くと大けがにつながる恐れもあるでしょう。
おもちゃの大きさや形状に注意して選ぶことで、怪我や事故のリスクを軽減できます。
子どもは少し目を離した瞬間に予想外の行動をする可能性があります。安全性の高いものを選ぶことで、安心して遊ばせられますよ。
子どもの発達や興味にあったものを選ぶ
子どもの発達や興味にあったものを選ぶことも、重要なポイントです。
歩き始めの時期であれば、手押し車のような押し歩きのできるおもちゃだと興味をもって遊べるでしょう。
座ってじっくり遊ぶことが好きな子であれば、レゴやお絵描きなどもおすすめです。
また、1歳児は発達の個人差が大きい時期です。
そのため、他の子が楽しく遊んでいるおもちゃでも、この子には難しい…という状況も多々あります。
子ども自身の発達をよく見極め、適切な難易度のおもちゃで遊べる環境を整えることが大切です。
難易度が高いおもちゃを購入してしまった場合は、少し時期をあけてから渡すと良いですよ。子どもの成長は著しいので、少し期間をあけるだけでも遊べるようになっている可能性があります!
おもちゃの量に注意する
おもちゃは、たくさんあれば良いというものではありません。
おもちゃの量が多すぎると、あちこちに目移りするため集中して遊びづらくなります。
興味が次々移るため、飽きやすくなるでしょう。
また、おもちゃの量が多いとどこに何があるのか把握しづらいです。
適切な量のおもちゃをローテーションして遊ぶことで、1つ1つのおもちゃに集中して遊べるようになります。
おもちゃがありすぎると、ばらまくだけで遊ばずにまた次を出す…ということも。子どもの様子を見ながら量を調節してあげるといいですね!
まとめ:子どもの興味や安全性を考慮しておもちゃを選ぼう!
子どもが興味をもっているモチーフやキャラクターのおもちゃを選ぶと、長く楽しく遊べます。
行動によって音が鳴ったり光ったりするなど、変化が生じるおもちゃであれば好奇心を刺激できるでしょう。
1歳児は誤飲や転倒などの事故が起きやすい時期であるため、十分に安全性を確かめてから渡すことが大切です。
今回紹介したランキングを参考にしながら、お子さんの楽しめるおもちゃを選んであげてください!